魚の焼き方はちょっとした事でかなり違う

自宅で魚を焼くとき、さて皮から焼くべきか身から焼くべきか?と悩んで調べたことがある方も多いでしょう。しかし実際には、色んな名だたる料理人が正反対のことをそれぞれ言っていることが多く、そのどちらにも理屈がちゃんとあるので悩みはますます増えてしまうことがあります。よく言われることは「海魚は身から、川魚は皮から」ですが、これはもう無視しましょう。そして自宅にあるガスコンロのグリルやオーブンを使ってやると、上火からになって魚のうま味でもある水分を無駄に飛ばしてしまうので、出来るだけやめましょう。出来るだけ下火で焼くのが美味しくなります。ガスコンロである場合、焼き網を二つ用意して二重に重ねて火力をあげることで実現できます。
仕入れたさんまをおいしく焼くには?新鮮なさんまの選び方も紹介」を参考にしてほしいですが、焼き方としては、塩焼きの場合、盛り付けるときに表になる面から焼き、表側を4、ひっくり返して上側を6の割合で火を通しましょう。簡単に見崩れしてしまうので、焦がさない程度にじっくりと焼きます。ちなみに頭のついた魚はカレイ以外は頭が左になるように盛ります。換気扇を最大でまわし、窓は全て開け放って焼きましょう。煙で燻蒸しなければ、秋刀魚などは本当の旨さが出ません。ヒレと尻尾には塩をまぶしつけておき、火がついたらすぐに消すようにします。そうすれば焦げて焼き落ちることはありません。コゲは美味しくないばかりか発ガン性もありますからおすすめしません。そして照り焼きですが、もし自宅に金串があれば串を打って焼くのが理想的ですが、無ければ無理に用意する必要はありません。照り焼きの美味しい焼き方は、まず最初に濃い口醤油1と味醂1のつけ醤油を作り、魚を20分ほど漬け込みます。串うちしていない場合には10分ほど漬け込むのを長くしましょう。そしてやはり下火で焼き網を二重にする方法で強火の遠火にして焼きます。白身魚は味がのりやすいので時間を短めに、マグロや鰹などの赤身はよく漬け込んで手早く焼くのがコツです。水分が多いため、手早く焼かないと身がパサパサになってしまいます。焼き時間はおよそ10分です。8分ほどで焼き上げ、残り2分で数回にわたってタレを塗りつけましょう。裏表を返すのは一度に留めます。
サンマのはらわたなど、苦くて食べにくいと言われる部分をここが美味しいからと嫌がる子供に無理やり食べさせるのはやめましょう。美味しく食べたという記憶があれば、今は食べられなくても大人になって味覚が変化したら自然に美味しく感じるようになります。