フライパンを使った魚の美味しい焼き方

さばの開きの上手な焼き方は?仕入れにおすすめのさば干物産地3選も」はもう読みましたか?秋口から冬にかけてはさんまやさばなどの青魚にますます脂が乗り、美味が際立つ旬を迎えます。プリッと身が張っている青魚を焼き始めると、ジュージューと脂が音を立てて焼け、しっとりと美味しい焼き上がりとなります。ほど良い塩味がついていれば、そのまま賞味して魚本来の味を楽しむのも良いですが、大根おろしにカボスやしょうゆを加え、熱々の身と共に味わう至福は、まさに日本の秋の恵みです。本来であれば七輪に焼き網を載せて、したたり落ちる脂がさらに香気を立ち昇らせる手法で調理したいところですが、七輪で炭を使って焼くというのは、現代の一般家庭では相当の贅沢と言えます。ガス台に付いているグリルに入れて焼くのが一般的ですが、美味しい焼き方さえ押さえておけば、七輪と炭を使う焼き方には及ばないまでも、脂が良く焼けて美味しい仕上がりになります。
ガス台のグリルは、使用後にトレイを徹底的に洗浄するなど、後片づけと手入れが大変という面があります。脂がたっぷり付いたトレイ等をしっかりと洗わなくてはならないことはもちろん、魚臭さを残さないためにも、ガス台全体をよく拭いておくなど、通常の皿洗いに加え、後片付けの仕事が倍増することになります。家庭によってはガス台のグリルは魚焼き禁止令が出ており、トーストやピザなどの焼き窯にしか使われないといったケースも散見されます。自宅でどうしても焼きたてを賞味したい人にとっては、グリルが使えない場合、フィッシュロースターを購入していれば問題はないのですが、それも無いという時は、フライパンを使って焼き上げることになります。
フライパンで魚を焼くというと、切り身のソテーやムニエルを連想しますが、あるアイテムを利用することで、一般的な青魚もグリルで焼くのと近い状態で、焦げ目なども付けながらしっかり焼き上げることができます。フライパンでの焼き魚専用のアルミのクッキングシートをフライパンに敷き、その上で焼くことで、グリルでの焼き加減に近い雰囲気で仕上がります。さんまなど、ひっくり返す時に身が崩れやすいタイプでは、グリルよりもフライパンで焼く方が形を保ちながら焼きやすいと言えます。業務用のさんまを通販で仕入れる際の注意点としては、やはり鮮度の確認が大事で、さばなどでじんましんが出たことがある人は、鮮度が落ちたさんまにも要注意です。鮮度の落ちたものを摂取するとヒスタミンという毒素によってじんましんが引き起こされますが、この物質は熱にも強いことから、よく焼いても中毒症状が出てしまいます。鮮度の確認は大切です。