魚へんに有の字でマグロです

魚へんに有と書いて、マグロと呼びます。日本では本マグロと呼ばれるクロマグロや、南マグロが出回っています。本マグロとも呼ばれるクロマグロには、天然ものと蓄養ものがあります。天然マグロは青森県の大間町など、日本国内各地で水揚げされるほか世界各国から、大量に輸入されています。生鮮ではメキシコ、韓国、スペイン、カナダ、イタリア、米国、チュニジアなどから空輸され、冷凍ではスペイン、イタリア、チュニジアなどから多く輸入されています。国内各地では天然の幼魚を養殖いけすに移して、出荷サイズまで育てています。蓄養の利点は大型化だけではなく、トロ部分が増して脂がのりうまみが増してきます。魚が均等にエサを食べるようになるので、品質が均一化されているというのが利点になっています。また需要に即して安定して供給することができるなど、マグロの蓄養はいいことずくめになっています。まさに魚の栄養をたくさん有する、養殖方法になっています。クロマグロは生鮮と冷凍で日本に入ってきます。生鮮クロマグロでは漁船内で血を抜いて、内臓を取り除いてから魚槽の氷水に移して冷却していきます。さらに陸上工場で冷やしこみを行い、それから空輸されてきます。

ミナミマグロは水産関係者の間で、インドマグロの名前で通っています。インドマグロの値段が下がる?仕入れに役立つ鮪情報4つも参考になりますが、脂肪分がうまくてうまみが強く、身質がよく締まっています。クロマグロにやや感じられる酸味がなく、そのため寿司だねに向いていてクロマグロよりもうまいという寿司通が、少なくはありません。南マグロは南半球の太平洋からインド洋、大西洋と広く分布していて南緯30~60度でははえ縄漁や、巻き網漁により多く漁獲されています。各国の漁船がとる天然もののほか、日本にはオーストラリアのポートリンカーンから冷凍と生鮮の蓄養ミナミマグロが、多く輸入されてきています。ポートリンカーンの蓄養業者たちは、12~1月に南オーストラリア沖を回遊する若魚を捕獲して網の中に生かしたまま、蓄養いけすまで運んできます。

ポートリンカーンでの水揚げの方法が、とても愉快です。4~9月に業者がいけすの中に入って、盛んに動いているミナミマグロの尾を手で引っ張りだします。前進運動しか知らないこの魚は、腹を上にしておとなしくなります。これをダイバーが抱きかかえて運搬船に乗せ、直ちに内臓を取り除いて氷蔵や冷蔵にして輸送します。とてもおいしい各地のまぐろの仕入れたい時は、ネットの通販を利用してみてください。日本各地、世界各地のマグロが安い値段で手に入ります。