夕飯の一品プラスに最適の魚

夕飯のメインディッシュとなる魚料理の場合、焼き魚や煮魚、ムニエルや魚フライなど、調理済みの物を利用する以外では、肉を使った料理よりも、全般的に、調理にやや手間がかかる印象です。ガス台のグリルを使って焼くとしても、その後のグリル受け皿洗いも含め、面倒に感じる人は少なくありません。その点ししゃもは、メインディッシュになりにくいサイズ感ではあるものの、根菜だけの煮物にもう一品という時など、一つ一つが小さめで数で調整できる面もあり、メインの脇役として、あるいはおつまみとしても重宝な魚です。小さな体に栄養凝縮!仕入れて試したいししゃもの意外な食べ方4選もためになります。
ししゃもと言われて大抵の人が思い浮かべるのが子持ちししゃもで、細い身の中にあるたっぷりの卵を味わうものといった印象を抱きますが、時おりスーパーマーケットで「オスのししゃも」を見かけることがあります。卵が好きな人にとっては、ししゃもを賞味する楽しみが無いといった心持になるようですが、身の部分を味わうのであれば、オスのほうが向いている面があります。全体的に身が柔らかく、味も良いことから、卵にこだわらない人には、オスのししゃものほうが向いていると考えられます。卵たっぷりのメスよりも、やや安価という点も嬉しいところです。
晩酌のおつまみ、あるいは夕飯のお供として、何かもう一品という時に重宝なししゃもは、業務用などお得なまとめ買いができる機会があれば、多めに購入しておいて、いざとなったらサッと焼くなどしておかずの一品にすることができます。業務用のししゃもを通販で仕入れる際の注意点としては、雌雄の違いも含め、原産国や、ししゃもの種類を把握しておいて、すべての点に納得して購入することです。いわゆる本物のししゃもかどうかにこだわる人であれば、本ししゃもか樺太ししゃもかをチェックし、本ししゃものほうを購入します。ノルウェー産など、海外産の安価な樺太ししゃもであれば、それを納得して購入します。
樺太ししゃもは、厳密にはししゃもの種類ではなく、本ししゃもと双方食べ比べると、味や食感がかなり違うことがわかります。少し前にネットを賑わせた『子持ちししゃも(オス)』という表記がありますが、あれは、樺太ししゃものオスの腹に、損傷などで商品価値がなくなったメスから取り出した卵を注入して販売するという、かなりアクロバティックな加工をされた樺太ししゃもということです。子持ちししゃもの卵の食感にこだわる人が、いかに多いかがうかがい知れる加工ぶりですが、安価なししゃもを気軽に味わうには、必要な存在とも考えられます。